主人の海外駐在に帯同して13年目。
子育てをしている時は、海外生活で思うようにならないこともたくさんありながら、
それでも自分の居場所、役割のようなものがはっきりとあった。
自分のことよりも、家族のことを考えてずっと生きてきた。
子供も成長し手が離れるのをきっかけに何かしたい、
自分の好きな事に夢中になりたい、と思っていた時に
WISEクリエイターズスクールに出会った。
私の好きな事=写真を撮る事
我が子の成長記録や駐在で生活していた国々を
一眼レフカメラで撮り写真に残してはいたけれど、
いつも設定はほぼ同じ。
カメラの設定なんて気にしていなかったし知識もなかった。
「それなりに」撮れてしまうカメラの高性能に満足していた。
いつかしっかりカメラを基礎から学びたいと思っていた。
決め手となったのは、オンライン講座だという事。
海外にいる私には これ絶対大事!
オンラインでいろいろな事を学べるようになった世の中。
フォトグラファーコース説明会時に
校長のゆりこさんが、
「ある特定の場所の人にチャンスはあるけれど
地方の人たちにこそ同じだけチャンスを与えられるようにならないと
スクールを立ち上げる意味がない。」と、仰っていた。
そしてゆりこさん自身、
カメラマンになるための勉強で一番伸びたのがオンラインスクールだったと。
経験したからこその視点で創られたスクールなんだ、
それがベースとなっているのなら、
今の私、そして海外にいる私にも丁度良いと思い選んだ。
日本との時差は−1時間。
私の性格上、時差を忘れてしまい講座を途中から受けることになりかねないので、
講座の1時間前にタイマーをかけリマインドしていた。
とりあえず初級中級までは学びたいと思い入学したが、
学べば学ぶほど面白くなっていきプロ養成講座まで進んでいった。
プロ養成講座の課題をこなすのは本当に大変だった。
その間プライベートでは国から国への引越しや子供の受験や卒業もあり、
毎日時間やいろいろなものに追われていた気がする。
そんな時期にプロ養成講座まで受講しようと決めたのは自分、
家族の理解やサポートに感謝しながら、なんとか卒業することができた。
講座では写真の奥深さやレタッチの面白さ、
自分の好きなことを学ぶ楽しさに夢中になっていった。
講師のヤスタカさんが課題をレビューして下さるのだが、
自分のレビュー以上に同期のレビューは参考になった。
同期12人分の作品を見るのも楽しかったし、
そこには沢山の学びがあった。
講座を重ねる度に、写真一枚でもどの瞬間を切り取るか、
角度や色合い、そして撮影者の意図をどう込めるのかといったことを考えるようになった。
見せる=伝える、ということが少しづつ出来るようになっていったようにも思う。
そして新しい知識や技術を身につけることで、
自分自身が新鮮な気持ちでカメラに向き合えるようになった。
卒業後の現在、ビザの関係で私が今いる国では
プロカメラマンとして活動は出来ないが、
定期的に技術向上のための講座があるのが有り難い。
WISEの良いところは、
卒業後も生涯のサポートを得られるということ、
これは卒業生にとって心強く安心できる存在だ。
ゆりこさんの
「自分の心が動く瞬間に敏感であれ」
という言葉がある。
写真を撮ることが更に好きになった今、
その言葉を大切にこれからもずっと写真を撮り続けていきたいと思う。
YUKA
フォトグラファーコース 第二期卒業生
Instagram https://www.instagram.com/yukas_photography/?hl=ja